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深紅の夕焼け

9月3日の夕方、横浜の空が一瞬にして燃えるような深紅に染まりました。ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

まるで空全体がキャンバスになり、赤の絵の具で一気に塗られたような迫力。スマホを構える手が震えるほどの美しさ、スマホの画面越しに見ても十分迫力がありましたが、実際に肉眼で見た空の赤は、それをはるかに超える深みのある深紅で、ただ立ち尽くすしかありませんでした。

夕焼けが赤く見える理由は「光の散乱」にあります。

太陽の光には青から赤までいろんな色が含まれていますが、青や緑など短い波長の光は、大気を通過する途中で散らばってしまいます。

夕方になると太陽の光は斜めから届くため、大気を長く通過することになり、その結果、散乱しにくい赤やオレンジだけが私たちの目に届くそうです。

特にこの日は色んな条件が重なり、空全体がまるで燃えているような深紅に染まったのでしょう。

自然が生み出す奇跡の一瞬でした。

写真を見返すたびに、そのときの胸の高鳴りがよみがえります。

都会の中にいても、こんな壮大な自然のドラマを目撃できることに感動しました。

「夕焼けなんて毎日見られるもの」と思いがちですが、空模様や季節、光の加減によって、同じ色は二度と見られません。

9月3日の深紅の夕焼けは、きっと私の心の中で一生残り続ける風景になると思います。

次にまた、こんなドラマチックな空と出会える日が来ることを願っています。

スタッフB